6月下旬の金曜日、シンガポール政府からの通知が会社宛に前触れもなくやってきました。7月上旬の指定された4日間のうちから後任の入国日を決めて翌月曜日昼までに当局へ申請しなさいと。当該指定の期間内にシンガポールに入国出来ない場合は、7月下旬以降の入国承認になるだろう的なことが書かれていたので、急ぎ、日本側と調整を行い後任の来星日を割り当てられた期間内の日で決定させました。すなわち、わたしの帰国日の目処が付くことになりました。
何となく帰国は8月に入ってオリンピックが終わる頃あたりかなーとのんびり構えていたのでビックリです。帰国準備を再開しなければなりません。再び帰国後の住まい探しを再開させました。
取り敢えず、suumoに条件登録して毎日通知される新着物件を眺めていましたが、コンドの家主さんから頂いた3人掛けソファーのことが気に掛かりはじめました。このソファー、日本の住宅事情とは無関係なたいへん大きなサイズ。
「日本の賃貸物件でこのソファーを部屋まで運び込めるのだろうか?」と不安が過ります。
ネットなどで調べてみると、このソファーをエレベーターに乗せられる賃貸物件はとても少なそうです。そもそも玄関から搬入出来るものなのかも不安になり、日本の賃貸物件に住んでいる何人かの知り合いなどに玄関ドアのサイズを測ってもらったりした結果、玄関からソファーを搬入出来る物件はかなり数が限られてきてしまいそうです。恐らくこれらの条件をクリアする物件は戸建てか高級マンションになることが容易に想像できます。既に日本に送ってしまったソファー、日本で誰かに譲ることも考えましたが賃貸物件探しの条件に以下を加えることにしました。
- 窓からソファーが搬入可能な部屋
- ソファーを置いても問題無い間取りの部屋
(これまでの条件)
- 専有面積35㎡以上
- バス・トイレ別
- エアコン付き
- 沿線指定あり、駅から徒歩15分圏内
- インターネット接続可
- 洗面所独立
- 温水洗浄便座(優先度:低)
- 都市ガス(優先度:低)
- 駐車場(近隣含む。優先度:低)
ウチコミで探してみる
前回、イエプラでのやり取りが微妙な感じで中断したので別のサイトを物色することに。大家さんが直接募集しているという⑥ウチコミで探してみました。結果は私の希望する物件は見つかりませんでした。時期や条件次第だと思われますが探してみて感じたことは、
- 物件掲載数が少ない(ワンルームの募集が多いなと感じました)
- リノベーション物件はあるものの築年数が古い物件が多い
- 駅近物件が少なかった
「仲介手数料が無料」の物件は魅力ですね。
UR賃貸住宅
⑤URコンシェルジュというサイトを見てみるとUR賃貸物件の申し込み代行を行っている不動産屋さんのようです。海外からの帰国者の住まい探し記事もあって良さそうでしたが、条件を入れて検索したところ、こちらも残念ながら希望条件に合う物件が見つからず。。
再びイエプラ
suumoの新着物件で気に入った物件があったので掲載している不動産屋さんに連絡してみましたが、海外にいることを伝えると対応が微妙に。。
1件1件問い合わせていくのも面倒なので、再びイエプラで探すことにしました。以下、再開したときのやり取りです。
ちぐはぐさが増してきたようですが、レスポンスのスピードは相変わらず早いです。
その後、追加でいくつか物件の紹介をして頂きました。紹介された物件の中に気に入った物件があったのでその旨伝えると「先行申込み」を勧められました。「先行申込み」がよく分からなかったので尋ねてみると以下のような回答がありました。
そもそも先行申込みを受け付けていない物件もあるようです。「ただし、キャンセルされた場合、・・・」のデメリットが引っ掛かってしまいます。大型家具の搬入可否が最大の懸案事項であり、気に入った物件の掲載写真を見る限り搬入が少し微妙に見えます。搬入可否を訪ねてみましたが実際に見て判断して頂くしかないとの回答。
なんとか情報収集出来ないものかとネットで検索しているうちに物件の管理会社に辿り着きました。イエプラに断りを入れてから、搬入可否の目星をつけるため直接管理会社に尋ねてみましたが、さんざん待たされた挙げ句に最後には面倒になったのか「今、申し込みが入ったので埋まりました」との回答。後々クレームになることを回避するにしても、面倒くさいにしても他に対応の仕方があるのではないかと思わせる酷い対応でした。。こんな不誠実(?)な管理会社の物件に住むことにならずに良かったと思うことに。
これまでのやり取りで悟ったこと
気になる物件が出てきても内覧当日まで物件が空いている保証はないのでその物件に固執してはいけないが、相手(不動産屋さん)とのやり取りを繰り返すことにより自分が求めている物件のイメージの伝わりが深まる。
その後、イエプラとのやり取りは一旦中断し、summo の新着物件を眺めながら家賃の相場観などを勉強しつつ、帰国の日を迎えることとなりました。自主隔離期間中に良い物件にめぐり逢い、内覧まで無事辿り着ければと思いつつ再びイエプラに情報のアップデートと新たな物件紹介を依頼したところ、これまたクイックレスポンスでした。更に細かな条件、それら条件の優先順位などを聞かれた上であらたに物件を追加で紹介して頂き、まあまあ気に入った物件があったので登録。
ちょうど自主隔離明けの日はお盆休みらしく、休み明けの日に見学予約をしました。見学予約を入れないと不動産屋限定サイトの閲覧は出来ないようです。わたしはこの特典には然程魅力を感じていなかったので案内された時に興味本位で覗いただけで、その後閲覧しませんでした。
その後も追加で物件紹介して頂きますが、「これだ!」といった物件はなく何を妥協していくか検討しなければと思い始めた見学予約の4日前に紹介して頂いた物件にこれまでで一番気になる物件が登場します。すぐに見学希望を伝え、あと数日、内見日まで空室であることを祈るばかりです。
つづく