わたしのヨントーフ好きを知っているスタッフから「ヨントーフで人気があるストールのあるホーカーに行きませんか?」と声が掛かり向かった先はMRT東西線・サークルラインのブオナビスタ駅の近くにあるギンモーフードセンター(Ghim Moh Market & Food Centre)。お昼前に行ったのですがめっちゃ人がいて、あちこちのストールで行列が出来ています。週末は朝から結構な人出になるようです。
目的のストールはHakka Yong Tao Foo。空いているテーブルを探していると丁度ストールの横にあるテーブルに座っていたご婦人が「ここ使って」と言ってくれて無事テーブル確保。メンバーのうちの一人が「このテーブルを確保しておいてください!」と言い残してどこかに行ってしまいお留守番タイムです。シンガポールではお馴染みのティッシュペーパーで席を確保するパターンは通用しないのかなーと周囲を見渡すと確かに誰か1人は必ずテーブルにいるのでわたしもそれに倣ってへばりついておくことに。待っている間、何度も「ここ座っていいか?」と声を掛けられました。。
ヨントーフ調達班は既に行列に並んでいます。最初に好みの具材を選び、調理してもらうために別の列に並び直します。順番がきたら好みの調理方法を伝え、番号が書かれた紙切れをもらい出来上がるまで待つのですが、ありつけるまでには少し時間がかかるようです。
別の調達班が戻ってきてテーブルに置いていったのはChwee Kueh(チークエ)。米粉を溶かして蒸して固めたものの上に大根の甘辛煮みたいなものが乗っかっています。
次に登場したのはベトナムの生春巻き。
続いて、南インド料理のトーサイ(Thosai)とアッパム(Appam)、銀杏が乗ってるグラスゼリー(Grass Jelly)。
前菜(?)が揃ったのでヨントーフが出来上がるの待ちながらみんなでワイワイ食べ始めます。生春巻き以外は全部はじめて食べるものばかりです。それぞれ美味なのですが、中でも一番美味しいと感じたのがアッパム(写真撮り忘れました、、)。聞いたところによるとテレビ番組で紹介されたこともあるHeaven’s Indian Curryという有名なストールらしい。このストール、12時を過ぎた頃には売り切れになったのかクローズしてしまいました。ちょっと嵌ってしまう予感がするアッパム、こんどリトルインディアを探索しなければと心に誓うのでした。
チークエの方もGhim Moh Chwee Kuehという有名なストールのものらしく、何か素朴な感じがする飽きが来ない味でした。
そうこうしているうちにメインディッシュのヨントーフが出来上がってきました。今回は具材とスープを分けて注文しました。具材に味がしっかりのっていてたいへん美味しく頂きました。
ホーカーは一人で行くと1-2品食べて限界になりますが、複数人で行くと料理をシェアすることが出来て、いろいろなストールが集まるホーカーならではの醍醐味の一つだなーとあらためて思うのでした。
=追記=
アッパムが食べたくなり、朝7時半頃に再訪。既に行列が出来ていました。