「リー・シェンロン首相も食べた有名なサンダーティーライスのお店に行きたいか?」とローストダックが美味しいホーカーのお店に連れて行ってくれたスタッフから声が掛かり、今回も即答で「行きたい!」ということで向かった先はクイーンズタウン北部のMRT東西線コモンウェルス駅の近くにあるタングリンハルトフードセンター。
客家佬擂茶 Hakka Thunder Tea Rice
連れて行ってくれたお店は客家(ハッカ)というお店。このお店は行列が出来ていることが多いらしく、あらかじめ早く行きましょうと言われていたので昼時前に到着。雨が降っていたことも手伝ってか6人ぐらいしか並んでいませんでした。以外と早くありつけるのかなと思ったら、「複数名で来ている代表者1名が並んでいるから少し時間がかかるので隣のお店でデザートを注文して待ちましょう」といわれて注文してくれたのがマレーシアの温かいデザート「ボボヒタム」のサラッとした感じのもの。連れて行ってくれたスタッフのお決まりパターンらしい。
ドロドロ感は一切なく、見た目より甘くなくてあっさりした感じのお味です。デザートを美味しく頂きながら待つこと20分ぐらい、漸くメインデッシュのお出ましです。(わたしは並ぶことなくスタッフのお仲間がずーっと並んでくれていました。ありがとう!)
サンダーティーライスという存在は知っていましたが食するのは初めて。深緑のスープから頂くと、独特の苦味がある薬膳スープのような感じで好き嫌いがはっきり分かれそうな味です。シンガポーリアンでも食べない人はそれなりにいるようです。どんぶりご飯の方はフツーに美味しいです。スープをかけて食べても別々で食べてもどちらでもいいようなので今回は別々で頂きました。バクテーをはじめて食べたとき、「なんだ、このコショーの量がやたら多いスープは、、」と思ったものでしたが、今ではすっかり嵌まってしまっているように「これもその口なのかな?」という印象でした。一緒に頼んだヨントーフは何もつけずに食べても美味しかったです。
食べ終わって帰るころには行列が長くなっていました。混雑時はもっと長い行列になるようです。